Date: Fri, 16 Sep 2011 14:44:00 +0900
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日本のメーカーも頑張っています:
"CPU間の大容量光インターコネクトに向けて小型のシリコンフォトニクス光源を開発"
光送受信器の送信部小型化と温度調整機構の不要化により、
大容量光インターコネクトの実現に一歩前進
2011年9月16日
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2011/09/16.html
"株式会社富士通研究所は、CPU間での大容量・高速通信を可能とする光による
インターコネクト(データ伝送)を実現するために必要となる、光送受信器用
の小型シリコンフォトニクス光源を開発しました。
従来は、光送受信器に搭載される、光を放つシリコンフォトニクス光源と、
光源から発せられた光に情報を乗せる光変調器に温度変化が起こった場合、
光源の発振波長と光変調器の動作波長にずれが生じることにより、光に情報が
乗らなくなる懸念がありました。そのため常におたがいの動作波長を一致
させるための温度制御が不可欠でした。今回、光源の波長と光変調器の
動作波長を自動的に一致させる機構を新しく取り入れることで、従来技術では
必要であった温度調整機構を不要とすることに成功しました。この技術により、
光送受信器の送信部において小型化および従来比2分の1の低消費電力化が
可能となります。
今回開発した技術により、小型で低消費電力な光送受信器を CPUパッケージに
搭載可能になります。将来のエクサフロップス級スパコンやハイエンドサーバ
などにおけるCPU間の光インターコネクトへの適用により、超高速コンピュータ
の実現が期待されます。"
"本技術の詳細は、9月14日(水曜日)から16日(金曜日)までイギリス・ロンドン
で開催された国際会議「8th Group IV Photonics (GFP 2011)」にて発表いた
しました。"
※英語版 (USA、UK) プレスリリースは未だのようです。
The 8th International Conference on Group IV Photonics
http://www.photonicsconferences.org/GFP2011/index.php
Advance Program (updated 12 August 2011)
http://www.photonicsconferences.org/GFP2011/GFP2011_Advance_Program_8-12-2011.pdf
"Hybrid Laser with Si Ring Resonator and SOA for Temperature Control Free
Operation with Ring Resonator-based Modulator,"
S.-H. Jeong, S. Tanaka, S. Sekiguchi, T. Kurahashi, N. Hatori,
S. Akiyama, T. Usuki, T. Yamamoto and K. Morito,
Fujitsu Laboratories Ltd., Atsugi, Kanagawa, Japan
"Si-wire-based hybrid laser consisting of a microring resonator (MRR)
and a semiconductor optical amplifier is demonstrated.
Novel transmitter scheme potentially makes it possible for a MRR-based
modulator to modulate the signal without temperature control"
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